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ティッシュボックス100箱分の・・

27週1日

昨日、検定試験を受け終わって帰宅したガン介さんが、わたしの実家の父と次兄のところに電話をしておいたというのを聞いて、驚いてしまいました。しかも、その内容を聞けば、とりあえず”当面”の交渉をストップしてもらいたいということを要請したというのです。”当面”では困る! 産後も、赤ちゃんに会いに来られたりするのはイヤなんだ!と訴えるも、「親孝行だからね」と。イヤだイヤだとダダをこねるも、ガン介さんは、まもなくこれまでの疲れと寝不足から、傍らで寝入ってしまいました。

妊娠してからいうもの、子を産むことについて、こんな絶望感に捉われたことはありませんでした。せっかく我が子を身ごもったのにこんな悲劇を味わうとも思いませんでした。・・というか、こんな簡単に子供を授かってハッピーになれるわけがない、どこか話が上手すぎると思っていたけれど、こういう難局が待ちうけていたわけだったのかとがっくり肩を落としてしまいました。憎い親に親孝行なんかしたくない、孫可愛がりを味わわせたくなんかない、彼らにはそんな資格なんかないし、才覚だってない、いつまでも自己満足的な空き放題をさせてなるものか、そんなことはこのわたしが許さない・・・そう思えども、こんな思いがわたし一人の身勝手な感情であることは、さすがのわたしも認めざるを得ないことでした。そうかといって、ガン介さんのようにあっさりと理性では片付けられない。諦めがつかない。とても耐えられそうにない。
・・・だったら、自分さえ消えてしまえば良いのではないか。わたしという人間が消えてしまえば、わたしひとりの感情も消えてなくなる。千歩ぐらい譲って、ガン介さんの理性的判断に従って両親に我が子を抱かせるとして、それをわたしが”見る”ことさえなければ、わたしはこの苦しみから、親に対する憎しみから逃れられる。他には誰も苦しみはしない。母乳とかそういう、多少の不足や不便はあっても・・・。
くるりんを無事に生んだら、わたしは死んでしまおうか。あるいはそこまでの勇気がなかったら、ひとり出奔して修道院にでも駆け込もうか・・。一時は本気でそういう気持ちになり、ある意味、解決策を見つけてほっとした思いがしました。

目を覚ましたガン介さんに、この思いを伝えると、当然抵抗に遭いました。でもわたしは反論しました。わたしは夫には従順たらんと決めているのだから、その夫が、親孝行する、赤ん坊は親に抱かせると決めるのならそれを前提にしか物事は考えられない、としたらわたしはこの道しか選べないのだと。ダメだというなら、どうして、わたしに相談も断りもなく、勝手にウチの親に電話なんかしてしまったのかと。
それから、訴えました。今回味わうことになったこの苦しみは・・・つまり、自分が一体どんな(酷い)親の元に生まれたのか、一体どんな風に(拙く)育てられたのか、そしてさらに今、その親がどんなであるか、そうしたことを30年以上も悟らず、今になってこのような、裏切られたような思いをさせられ、心底情けなく思う。今まで生きてきた中でも随分いろんな苦しい思いをしてきたけれど、ここまで人生を心底情けなく思ったことはない。(だってこの悲劇は、”事故”から来た一過性のようなものではなく、わたしがこの世に生まれたときから始まっていて何十年もずっと続いていたものなのだから。)・・・この苦しみは、昨日今日、ちょっと何か理性を諭されたり、ちょっと一言慰められたりしたぐらいで拭えるものではない。もちろん、いくらクヨクヨしたってどうにもならないことは分かっている。遅かれ早かれ諦めなければ始末の付けられないことであることも分かっている。冷静になって考えれば、別にわたしひとり味わっている珍しい悲劇なのではない。ちょっと運が悪い方だっただけだ。第一、実の両親なんかより、天の父を愛することの方がずっと重要で有意義であることも分かっているし、その天の父がわたしについていてくれていることも分かっている。それでも、こんな思いをさせられたら、少なくとも、ティッシュボックス100箱分の涙を流さなくては、この涙は止まらない。ティッシュボックス100箱分の時間が必要だ、と。

結局、ティッシュペーパー15枚分ぐらい鼻水をかんで涙を拭って、ガン介さんにはわたしの気持ちを理解してもらうことができました。
今は、だいぶ気持ちが落ち着いています。
まだまだ現実的には試練が続くでしょうが、”100箱分”の覚悟を決めたら、幾らか心強くなれました。
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2006.7.13、男の子を産みました。
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