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母の記憶とは

27週2日

今回のことで、心にでっかい暗闇が出来て以来、母にまつわる嫌な思い出ばかり思い起こされます。今になって初めて思い出した、とかいうわけではなく、前々にも時々思っては「詰らない思い出だな」とちょっと溜息をつく程度で、自分としてはそのような思い出が幾つかあるからといって、とりわけ不幸な生い立ちだったと思ったことはありませんでした。暴力の虐待を受けたとか、ご飯を食べさせてもらえなかったとか、服を着せてもらえなかったとか、そこまでの話ではないですしね・・贅沢は言えないというか・・・。

一方で、母にまつわる温かい思い出があるかというと・・・悲しいかな、ひとつも思い出せないというのが現実です。でも、これってどの程度の不幸なのか、よく分からないのです。人って、幼い時分の親の記憶ってどの程度覚えているものなのでしょうね。まぁ、幼いとまでは言えないにしろ、充分に記憶に残せる小学校ぐらいの頃のこととか、中学校ぐらいの頃のこととかの中に、親にまつわる思い出というのはどの程度とどめられるものなのでしょう。
著述家などが、エッセイとかで「優しい母だった」とか「厳しい母だった」とか語ったりするのは、やはりそれなりの思い出があるからこそ語れるものなのではないかと思うのですが、そういう人は記憶力が良いのでしょうか。それとも、育てられてきた過程において無意識の中に刻み込まれた、イメージのようなものがあるのでしょうか。

「優しかったお母さんの記憶とかってある?」
とガン介さんに聞いてみると、ないとのことでした。少し意外でした。随分真っ直ぐと素直に朗らかな大人に育った人のように見えるので、さぞかし恵まれた子供時代だったのではないかと勝手に想像していたので。その一方で、さもありなんとかも思うのですよね。義母って、孫(義妹の子供たち)のお世話をしている様子とかを見ても、さほど愛情深い(感性として内面から溢れ出る愛着を持っている?)という印象ではなく、かなり理性的な判断に基づいて接している感じがするんです。自分の子供たちの子育てエピソードにしても、沐浴を怖がって一回もしたことがなかったというものがありますし(我が子のお世話をしてあげようという気持ちより臆病の方が先に立つというのは、一体どのような心理なりや?)。つまり、あんまりベタベタな感じの人ではないんですよね。だから、
「抱っこしてもらった記憶は?」
「ないね」
「・・・だよね」
といった感じ。
抱っこしてもらった記憶なんて・・・もちろんわたしもないです。アルバムの写真に手を繋いでいる写真などはあるのですが、手を繋いだ記憶もない・・ということは、単に忘れているだけなのでしょうけれど、それでも想像するに、「もう抱っこの歳じゃないでしょ」という拒絶もあったでしょうし、わたし自身あんまり母に抱っこをねだるようなキャラではなかったんじゃないかという気がします。だから、記憶をとどめられる年齢の頃には、やはり一度も抱っこなどされたことはないのではないかという気がします。

学童期に、何かを褒められた記憶はあるだろうか。・・・ない。腐された記憶はあるのだけど。我が家には”ご褒美”という概念がありませんでした。ややもすると、クリスマスや誕生日のプレゼントも省略されがちで、それはもっぱら父親の安月給が原因とされました。物質主義に溺れないようにという意味ではそれなりに良かったのかもしれませんが、今覚えば、お金で買うものでなくとも子供の心に喜びとして残る”ご褒美”の形というのはあってもよかったのではないかと残念に思います。

イタリア男は、ママ命だという話を聞きますが、一体どうやったら、大人になっても”うちのマンマは世界一”と言える心情が養われるのでしょうね? よく知りませんが、多分、日本で言うところのマザコンとはちょっと違うものなんだろうなと思います。ガン介さんに言わせれば、「それはアメリカ人も同じでしょ?」とのことです。やっぱり、西欧流のスキンシップがものをいうのでしょうか。

などなどと、つらつら考えるのですが・・・
やはり、親に愛された記憶・・あるいは何かしらのその証があるかないかというのは、その人の人生を大きく左右するのではないかなと思います。一歩進めて言えば、親を愛する気持ちというものの有無が、実際には人生のエネルギーを左右するのではないかと思います。
親を愛する気持ちを失うということは、非常に哀れで情けないものです。
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2006.7.13、男の子を産みました。
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