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自家中毒

「自家中毒」なんて、ガン子が書くと、我が身を語るための比喩だと思われそうだけど・・・、実はリアルな話。ただし、チヒロの話。
もっとも、自家中毒”疑惑”だけどね。

土曜日の夜中、3時半頃に、チヒロがいきなり嘔吐した。
お夕飯は、珍しく小食で、ポテトサラダしか食べなかったので、食べすぎで気持ち悪くなったわけではない。でも、吐いた物を見る限り、明らかに消化不良。
翌朝も、ヨーグルトと、少しだけ齧ったトーストを、あっさり嘔吐。
ガン介さんが、救急に連れて行ったが、熱もなく、下痢もなく、ただ少し風邪っ気が残っていたので、痰切りの薬を処方されて戻ってきた。帰りの車の中でも、水分を嘔吐。

たまたま自家中毒のことが書かれた本を読んだばかりだったので、わたしはもうそのことしか考えていなかった。吐く前の日は、NHK教育の「作ってわくわく!」の影響で、超ノリノリの工作小僧と化していたので、はしゃぎすぎたのではないかと。金曜日は、わたしがガン介さんの態度に激怒して、とばっちりでチヒロが(わたしに)置き去りにされるという事件もあって、大泣きしたらしい。(ちなみに補足すると、危険なところに置き去りにしたのではなく、ガン介さんも居る家に置き去りにして、わたしが一人でスーパーに行った、ということデス。) その後、わたしはずっと気持ちがどん底を這い回っていて、チヒロとはそれなりにコミュニケーションをとっていたけれど、ガン介に対しては険悪そのもの。そうしたことが、まとめてチヒロの身にのしかかって、とうとう自家中毒を起こしたのではないかと。

ガン介さんの家系の方はよく知らないけれど、少なくともわたし自身は、自家中毒を起こしたことはない。そんな病気があると知ったのは大人になってから。
で、この際、ネットで詳しく調べてみた。(家庭の医学百科も見たけど。)

ちょっと違うと思うのは、チヒロは吐いたには吐いたけど、吐き気で苦しんでいるとか、吐いたことでぐったりとかいうムードではなく、ちょっと元気がないかな程度で、一応、元気だということ。眠そうだったり、眠ってしまったりするということもない。また、吐いた回数も3回だけで、その後、アメやスポーツドリンクを慎重に与えてからは戻すこともなく、割とあっさり通常の食事に戻ってしまったということ。

でも・・・・、
こんな母親がいる家庭で育っているんだもの、今までチヒロが心身ともに健康そのものだった方が不思議なくらいで、そりゃ、自家中毒ぐらいなって当然だろうと、妙にナチュラルに納得してしまうわたしがいる。不名誉なことには違いないし、今まで、わたしの心ひとつが病んでいれば済んだ話が、罪のないチヒロにまで多少ならずの負担を強いてしまうというのは、母親として、もっと罪悪感にとらわれる”べき”ことなんだろうと思うけれど。
まぁ・・・自家中毒は、わたしが経験したことじゃないから、少なくとも”わたしの二の舞”ではないという安心感があるような気がする。むしろ、わたしとは違った体質の人間なんだなという安心感のような・・・。また、体験談などを調べた限りでは、子供の頃、自家中毒をやったからと言って、大人になってからも自律神経が崩れっぱなしとか、心の病気になりやすいとかいう傾向はどうやらないらしい(自家中毒を起こすことを親になじられて育ってまずいことになった人はいるらしいが)。それも、慰めになっているんだろう。

焦っても仕方ないしな・・・。
もう二度とチヒロが吐いたりしないように、わたしがまっとうなお母さんにならなきゃと勢い込んでも、無理なものは無理だろうと思うし。その程度のモチベーションで治るぐらいなら、とっくに治ってる。

ガン介さんは、息子が自家中毒を起こしたとは思いたくないらしい。あくまで、軽い食あたりか何かだったのだと思っているようだ。まぁ、その辺は、お好きにどうぞってことで。

ちなみに、スーパーに一緒に行ってやらなかった件については、その日の晩、寝かしつけのときに、
「どーして、ひとりでいっちゃったの?」
と本人から追求されたが、適当なウソでごまかそうとしても最近のチヒロくんはなかなか鋭いのでごまかされてくれないだろうと思い、実際の事情を伝えてみることにした。
「だってさ、ちーくん、一緒に行こうって言ってたのに、テレビ見るの止めなかったからさ・・・」
すると、すかさず、
「ちーくん、もうテレビみない~!」
ときた。我ながら、こんな意地悪な母っているだろうかと思うけど、この反応は、ちょっと可笑しかった。なんだか、小さな恋人みたいだね。スネた彼女相手に必死で謝っている感じ。(ガン介さんに対するイライラが背後にあったからとは言え)そんなことでスネて幼子を泣かせる母親の方が絶対に間違っているのに、チヒロはチヒロの頭で考えて、自分が悪かったと思ったんだね。

わたしは、母乳育児も2ヶ月半で止めたし、重いのを理由にあまり抱っこもしてやらない母親だった。ビョーキ状態になってからは、実質的な育児時間が大幅に減った。チヒロは、わたしの手で育てたとは言えない。だから、チヒロが一番好きなものが「おかあさん」であるわけがないと思っている節がある。現に、チヒロはわたしにべたべたくっついてくるような子供ではない。でも、上のような台詞を言うチヒロを思うと、なんだか、やっぱり申し訳ない気がする。子供が母親を愛しているかどうかが、子供の心の健康のバロメータなのではない。母親が子供を愛しているかどうかが一番大事なのだから。
世の中では、親が子供を愛するのは当たり前の心情であるかのように語られているけれど、子供を愛する能力が損なわれている親というものも、確実に存在する。わたしも、365日損なわれているわけではないと思うが、逆に365日愛する能力はないと思っている。

わたしが、能力を回復する日がいつくるのかは分からない。
それまで、多分、チヒロは、再び吐くのだろうと思う。
それを潔く認めるのが、今のわたしの精一杯だと感じる。
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2006.7.13、男の子を産みました。
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